今週は、北海道の旭川と岩見沢の２つの工場の５Ｓ活動推進支援のコンサルティングを行ってきました。復路の新千歳空港は、吹雪と風で欠航が多く危なく帰れなくなるところでした。

北海道などの雪国の５Ｓ活動は、雪が屋根から落ちてきて事故になることや本州などの夏で熱中症対策を実施する必要がない反面、寒さ対策を行う必要があります。

基本的な実施事項は変わらなく、整理で要らないものを処分して、整頓で要るものにきちんと表示していくことが大切です。ただし、夏と冬では外回りは雪に埋もれることもあるので整頓の表示での工夫は必要になってきます。

清掃面では、雪での滑り止め対策など温かい地方では必要のないものにも気を配る必要があるなど雪国ならではの５Ｓ活動の推進が見られ、いろいろ勉強になります。この２つの工場は５Ｓが大分進み、北海道の中でも見本となるような工場となっていると思います。是非、北海道でも５Ｓ活動の推進がさかんになってほしいものです。