緊急事態宣言の発令、先行きの見えない環境下、不安に思っている方々が多いと思います。このような時に求められるマネジメントの視点として、プリベンティブマネジメントがあると思います。

プリベンティブマネジメントとは、不具合な事態や悪い結果が生じる前に早めに応急対策や、根本対策を実施していく管理のやり方。常に先行きの状況などに関しては、潜在的な問題点やリスク要因などをクローズアップして今から取るべき対策について立案、実施していくものです。

先週訪問したクライアント企業では、いくつかの切り口で起こりうるリスクを予測することをリスク管理マップという道具立てを使ってＶＭボード上で実践されています。

プリベンティブマネジメントを推進していくことは、大変難しく、マネジメントの視点１、２のプロセスマネジメント、リアルタイムマネジメントができていくことでその素地ができあがります。「明日の対策」、「来週の対策」、「来月の対策」、「来期の対策」。是非身につけるべきマネジメントだと思います。