今週は、四国にきています。日本全国、５Ｓ活動に取り組まれている企業が多くなっているのは何よりです。昨日は、ある再生工場の５Ｓ活動の支援を行いました。「リサイクル」をキーワードにした企業は、環境面で社会に貢献し、そのための５Ｓ活動に取り組んだりします。

５Ｓ活動では、リサイクル品ですので、不要品基準による整理というよりは、工場の工具や清掃道具の整理を手持基準に従って実施します。整頓でも同様に工具類の姿置きを行ったりすることや原料からの仕掛品、廃棄物品、製品などのように状態別に表示を行うことをしていきます。

また、工程やラインの流れを見えるようにする整頓や機械設備別の「清掃点検基準」を作成して、故障率の低減や予防保全につなげることも活動の中では重要になってきます。また、マニフェストの管理やＩＳＯ９００１、１４００１を取得するケースも多いので事務所の５Ｓも実施すると効いてきます。

廃棄物を材料にするから、工場は汚くてもいいということでなく、環境面に配慮する。ここの工場では、積極的に見学者を幅広く受け入れています。これからの５Ｓ活動によって、「リサイクル工場の中で日本一の５Ｓができている工場」を作り上げていくことと思います。