先日、ある企業でwithコロナ時代における５Ｓをテーマに講演をさせていただきました。この企業では、コロナ禍、テレワークの推進を図っていて、その中で自宅での５Ｓの実施も社員によっては実施しているそうです。

コロナ後のテレワーク（働き方、業務環境の改善・改革）の推進といって、問題となるのが、情報漏洩やコミュニケーションの取り方とあげる企業が多いのですが、実は、「自宅で働けるような環境になっていない」という問題がみえかくれしています。

そもそも書斎がない、子供がいて働きづらい。妻からは文句を言われる。IT系の若い経営者が「全然、問題ないですよ」なんて言うのを良く聞きますが、いい家に住んでいる方は別として実態はそうではないのです。

そのような中、自宅において、５Ｓで働きやすい環境づくりが必要となってくるかと思います。この企業では「自宅で楽しむ５Ｓ」を推進している社員が徐々に増えているそうです。自宅も職場の一つと考えると自宅の５Ｓも大切な仕事かもしれません。