今週は、ＩＴ関連企業の５Ｓ活動推進支援のコンサルティングを行ってきました。ＩＴ関連企業で５Ｓとは珍しいケースです。ＩＴ関連企業はパソコンの中で仕事をするなど、どちらかというと「モノの見える化」である５Ｓを嫌う傾向があります。

しかしながら、この企業では５Ｓ活動を企業風土改革として捉え、全社で５Ｓ活動を推進されて、多くの効果を発揮され、製造業の企業の５Ｓよりはるかに高レベルで実践されています。その中で、今週は、サーバー室の５Ｓを拝見させていただきました。

サーバー室の５Ｓとは、ＩＴ企業にとっては、根幹となるものですから、きちんと整理、整頓を行い、防災対策を考慮した５Ｓを行ったり、情報漏洩などのヒューマンエラーの撲滅など、インシデントにつながらない工夫を行ったりすることが特徴です。

本社内のサーバーまた、災害対策のときのための他の場所のサーバー室の５Ｓ活動の実施。ＢＣＰ対策と非常に連動した５Ｓ活動を行うことは、災害リスクの大きい日本で本当に必要なことだと思います。