最近、オフィスの５Ｓに取り組む企業が増えてきています。工場の製造現場だけでなく、働き方改革の影響か、オフィスの生産性をあげる取り組みの一環として５Ｓが取り上げられているのだと思います。

オフィスの５Ｓのポイントは、整理、整頓、清掃の３Ｓを中心とした活動は、製造現場と同様ですが、整理では書類整理の実施。整頓では仕掛書類の整頓、ファイリングシステムの構築といったところが特徴としてあります。

特に重要な点が整頓に重きを置いていくことです。個人机の事務用品の姿置きで全員参加を促す。ファイリングシステムを構築する中でワンベスト原則という思想を植えつける。生産性をあげるためのヒントがさまざま現れてきます。

オフィスの５Ｓ活動は、ポイントを間違えると美化運動や掃除だけといったことになりがちです。働き方改革の本質である生産性向上のためにオフィスの５Ｓのポイントを理解していただきたいと思います。