「物の見える化」を実現する製造現場の5Sのポイント
今週は、東北の工場で5S活動推進のコンサルティングを行ってきました。工場は、稼働の関係もあり、きちんとスケジュールを組んで現場巡回をすることが必要です。工場は範囲が広いだけに、5Sでは、徹底した「物の見える化」を実現し、正常・異常がすぐわかるようにすることが大切です。
そのための5Sのポイントは、最適な置場所と置き方を決めて、置場の表示をきめ細かく徹底的に行っていくことです。さらに表示を行い、表示の無いものは不要なものであること、表示のないところに物が置かれていたら、異常と思える製造現場にしていくことです。
ロケーションマップによる全体表示、工程、設備、備品類の位置表示の実施。仕掛品などが、「加工前」・「加工後」など今どのような状態になっているという状態別表示、どれくらい置いてあれば正常かの量表示などがあります。
製造現場を歩いていれば、誰が見ても、何が置いてあるかがわかるそのような職場づくりをすることで、働きやすい職場づくりがなされていくとともに、管理者・監督者が、管理しやすい職場になっていきます。この着眼で5Sを進めていただけると大きな成果が出ることと思います。
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