昨日は、埼玉県熊谷市にある企業で、「働き方改革につながる業務改善の着眼点」の研修会を５０名を対象に実施しました。講義とグループ討議、最近は土曜日は使わずに平日に研修も実施するようになっています。

講義の中の一部では、働き方改革で取り組むべきものとして、「職場作業環境の改革」、「社員の意識改革」、「職場風土の改革」を実施しながら、そして「業務と管理のやり方の改革」につなげていくことをお話しさせていただきました。

働き方改革では、生産性向上のための業務改善が必要と思い、いきなり細部の業務改善に取り組もうとする会社が多いのですが、とかく労多くして成果なしといった結果に陥ることが少なくありません。

属人化した仕事のやり方から組織的に仕事ができる環境にまずは転換させる。そのための５Ｓやファイリングシステムの確立が大切、それからの業務改善。この流れが大切なことを理解していただきながら、無論、自職場の業務のムダ、ムラ、問題点、改善策を出していった有意義な研修会だったと思います。