VMで問題点・原因究明力をつける
多くの工場では、常に問題が発生して対応されています。ただし、その対応が単なる処置で終わっているケースが多く、すぐにまた同様な問題点が発生していることも少なくありません。それを解消させていくために5SVM活動があります。
5SVM活動の特色の一つに管理サイクルが見えるといったものがあります。すなわち、PDCAサイクルです。PはPlanで「計画・標準化」、DはDoで「実施」、CはCheck「問題点・原因究明」、Action「処置・対策」です。
特にVMでは、CAを見えることがポイントです。PDは見える会社は多いですが、CAまで見える会社は少ないのが現状です。Cは、チェックでなく、「問題点・原因究明」であるということや処置と対策は違うといったことも意外に知らない管理・監督者も多かったりします。
5SVM活動の特色にはいろいろとありますが、その中でも「管理サイクルが見える」といったものが重要です。先週は、多くの企業でまだまだそれができていないことを感じました。工場長が「なぜだ?」と聞いた時に答えられないことが多ければVMで問題点・原因究明力を高めることが必要だと思います。
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