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5SVMによる設備保全の強化

昨日は、合成樹脂の加工・販売を行うメーカーの工場の5SVM活動支援のコンサルティングで栃木県に行ってきました。5Sは、大分進み、VMへの取組にも展開しています。合成樹脂製造の成形機が多く、そこでの設備保全は重要になります。

5Sの整理では、ムダなものを排除して、整頓で決めたところに定置することで、設備の点検・保全がしやすい環境をつくりあげます。そこから、故障低減につながる設備ごとの清掃基準をつくりあげ、さらに日常点検チェックも充実させます。

5Sが進んできた段階で、VMで、設備保全計画や突発故障低減につながる道具立てを考え、それをVMボードで見えるようにしていきます。VMでは、例えば、ロケーションマップ上で故障個所をシールで貼ったりして、視覚的に見えるようにしていくことなどで、さまざまな問題・解決策が芽生えてきます。

不良に関して、4Mの切り口で見ると、Machine(設備)に関わる要因が多いこと。また、今後、自動化が進んでいく傾向を考えると設備保全は必須になってきます。5SVMによる設備保全強化を行っていただければと思います。

2017/08/22 | 五十嵐 諭 | 5S・VM

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