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溶接現場の5SVM

溶接業や工程内に溶接現場を持つ会社の5SVM活動のコンサルティングを行うことがあります。作業員の方は、溶接ができるために5Sで活用するための道具立てを自分たちでつくることができます。さまざまな工夫が見られて興味深いものがあります。

5S活動では、作業員ごとでの製造現場を区画化して、工具類や清掃道具を整理によって統一する基準をつくる。整頓では製造現場内での置き場、置き方、表示を統一する。清掃では溶接の際の服装基準を決めたりします。

VM活動では、差立板というものを設けて、今加工中であるとか、遅れ、進みがわかるようにして生産の進捗管理を行うこともあります。とにかく属人化しやすい職場をいかに標準化していくことが5SVM活動で推進していくことができます。

印刷業では、「表示がきれい」だったり、溶接業だと、清掃道具置き場や製造の効率化のための台車等を自分たちでつくってしまうなど業種の特性を活かした5SVMを見ることができます。「自分自身の強みを活かすことが大切」、昨日はそんなことを感じた日でした。

 

2016/06/27 | 五十嵐 諭 | 5S・VM

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