セメント製造業の5Sとは
セメント製造業は、建設に欠かせないセメントの製造だけでなく、リサイクル品の再資源化、人々の安全・安心な暮らしの提供および産業廃棄物の有効活用などによる環境負荷の低減など循環型社会の形成へ大きく貢献されています。
その工場内は、安全面はもちろんのこと、設備故障などが原因による設備の長時間停止など、さまざまな問題が発生することもあり、それを改善するための5S活動の推進が欠かせません。ただし、問題点を顕在化して問題解決する「本当の5S」ができていないケースも少なくありません。
設備保全のための自主保全が重要ですが、意外にきちんと点検できていないことなども起こっています。なぜか?不要でありながら、大きな予備品が置いてあり、設備にふれることが難しかったりする。また、現場でダストがたまっているなど、見たことがある方は良くわかるかと思います。
整理の実施、整頓での必要なものだけを置くこと。そして重要なのは、対象設備ごとの汚れの発生部位、発生状況の把握を行うとともに保全項目、保全条件を満たした清掃基準の確立と基準に基づいた日常点検・定期点検の強化です。1年間で故障が半減し、営業利益が大幅にアップした企業もあります。
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